アロマ、雑貨、フランス、日々のあれこれ...   ☆アロマティック・エスパス 「ローブルー」     


by bleu-aroma
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あれから12年。。。

一生忘れられない、あの日の出来事。

忙しい、無我夢中の1日でした。

突然の激しい揺れで目覚め、

ベッドの中で悲鳴をあげてました。

部屋中の家具が、一斉にパンパン開いて中のものが飛び出し、

窓(鍵をかけてなかった。。。)が、ものすごい勢いで

勝手に、開いたり、閉じたり。。。

オカルト現象のようでした。

天井が右に左に大きく揺れて、これ以上揺れたら

今度は、あの天井が落ちてくる!

そう思った途端に、ピタっと揺れが収まったときはほっとしました。。。

が!!!

動けるようになってから、点検してみた家の中はもうめちゃくちゃ!

台所の屋根は半分くらい落ちているし、

あちこちの壁(日本家屋の砂壁です)が崩れ落ち、

隣の部屋まで通れるようになっている。

家中の家具という家具はすべて倒れ、

放り出された中身は、これでもか!というほど派手にバラ撒かれ。。。

電気もつかないので、真っ暗の手探り。

水もガスも、電話も使えなくなっている。

真冬の早朝、

まだ夢を見ているんじゃないか?夢であって欲しい。

そう思いましたが、やっぱり、これは現実の出来事。

でも、命があっただけでも感謝です。

父は入院中だったので、

あの頑丈な病院の建物なら、きっと大丈夫だと思えたし、

母と手を取り合って、冷たい暗い玄関で

静かに救助を待ちました。

家中の出口がこわれて、外へ出ることもできなかったのです。

母の手のぬくもりを感じながら、

「無事でいてくれて良かった。。。私たちは生かされた。。。

 もう何もいらない。母が生きていてくれただけでいい。。。」

そんなことを、ずっと心の中で考えていました。



会社の旅行で、parisから戻ってまだ1日半。

まだ、スーツケースも開けっ放しのままだったのに。

おみやげも写真のネガも、ゴミにまみれて間違えて捨ててしまいました。


明るくなって、近所の人たちが助けに来てくれて

やっと外に出れてから公衆電話に向かいましたが、

ボックスが斜めに倒れていたりして、どれもこれも壊れているのばかり。

やっと見つけた使える公衆電話には、長蛇の列。

あの震災後に、急速に携帯電話が普及したんですよね~。。。

順番を待って、会社の東京本社に連絡を入れ、

今日は出社できないと告げると、

電話に出た人が、の~んびりと

「地震ですか~?こっちはしょっちゅうありますよ。。。」

と、馬鹿にしたように言うので、

「そんなもんじゃないんです!町中倒壊していてめちゃくちゃなんです!」

と声を荒げて言う私に驚いたようだった相手も、

それでも半信半疑のような口ぶりでしたっけ。



知人も何人か亡くなりました。

町は、どんどん復興しているとは言われてますが、

震災以来の空き地も多いし

まだまだ、至る所に震災の爪あとは残されています。

何十年経とうが、

実際に震災に遭った人たちから

あの日の恐怖は消え去らないんじゃないかな。。。

亡くなった方々のご冥福をお祈りして、

今、ここに在る自分には、まだやるべき事が残っているのだと

改めて、気持ちを引き締めたいと思います。

黙祷。。。
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by bleu-aroma | 2007-01-17 12:05 | ひとりごと